ビニールハウスの暑さ対策を紹介!
梅雨が明けてとにかくあっっっいこの時期、家庭菜園で収穫のシーズンを迎えて嬉しい反面
そう、暑い暑い夏の到来が…この時期が来てしまいました…
たった1日で自宅で育てているパッションフルーツとホワイトカラントがこの暑さで焼けて枯れてしまいまして
葉っぱが真っ白になってパッリパリになりました。この間わずか9時間。
根腐れを心配して朝水やりを控えたとたんこれです。
そして、外が暑いということはビニールハウス内もとっっても暑いんです!
ビニールハウスの気温維持能力は素晴らしいですしサウナにしたい方には喜ばしいのですが
ビニールハウスは家庭菜園等の園芸に使いたいという方のほうが多いと思うのです
それに見てくださいこの温度
外の気温が36℃に対してビニールハウス内は
_人人人人人_
> 48℃ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
やばいです。
インドより暑い。
この温度じゃぁ人がタヒにます。
植物もお陀仏です。
ということで今回はホームセンターで売っている遮光ネットで簡単にできる(?)ビニールハウスの暑さ対策を紹介しようと思います。
ビニールハウスを遮光しよう!
今回用意するものはこちら!
白の遮光ネット、マイカ線(紐なら何でも大丈夫です)、マイカエースタフ(5個位あると安心です)
この3つ!
身長が低い方は脚立や台も用意してください。
本来は5m×5m位の長さを用意するのですが4×2が1つと2×2が2つしか売っていなかったのでガバガバDIYです。
あくまで簡単にホームセンターで売っているもので対策しよう!という趣旨なのでセーフです(?)
黒でもいいと思いますが黒だと遮光率が高めの物が多く、
下手するとビニールハウス内の植物が徒長する可能性があったので今回は白を選びました。
一応マイカエースタフ(渡辺パイプから販売されているフックのようなものです)と
マイカ線はインターネット通販やホームセンターのビニールハウスコーナーで売っていますよ!
それでは早速作業開始!
先に注意点をあげますが
この時期は40℃近くまで上がる地域があります。暑いので無理をせず、熱中症にお気をつけて作業をお願いいたします。
熱中症は下手すると脳がやられて後遺症が残る可能性があります。時には休憩も大切です!
今回は内側に遮光ネットを張ります。
外側の方が作業するのは楽だと思いますが内側はパイプがあるので遮光ネットを簡単に固定できますよ
まずはビニールハウス内上部のパイプに4×2の遮光ネットを留めます。
(両端と真ん中の3か所で十分です)
まずは片側。
上手く金具を利用して紐が取れないように!
両辺を留めるだけだと遮光ネットがたるんで中央の植物に遮光ネットが触れてしまうので
こんな感じに真ん中のパイプにも紐で括り付けて終了!
(この部分は台を使用して作業することをお勧めします。154㎝の私は50~60㎝程の台+渾身の背伸びでギリギリ届きました)
本来は上部を全て覆う方が良いのですがこの場所は隣の建物が多少影になってくれるので今回は真ん中だけ遮光しました
ついでに野菜のおうちのビニールハウスがある場所は両隣に建物があり巻き上げ機でフィルムを上げても風通しがとても悪いので
風が入りやすくするために入口を常時開放できるようにします。
扉をフィルムからネットに交換すればいいのでは?という声が聞こえてきそうですが
簡単にできる対策なので大目に見ていただければ…💦
外側の入口に2×2の遮光ネットを張ってフックで固定!
このフック、留めるのを失敗するとフィルムが破れてしまう可能性があるため慎重に!
この作業は一発勝負です。
この作業後気温は一気に36℃前後まで低下、風が入るようになってかなり涼しくなりました。
30分位で出来てしまう作業なので夏のビニールハウス栽培に遮光ネットを利用してみるのはいかがでしょうか?