ビニールハウス組み立ては段取りから始まる
こんにちは『野菜のおうち』社長です
今日はビニールハウスの組み立て方について簡単に写真を使いながら
改めて説明していきたいと思います。
それではよろしくお願いいたします_(._.)_
ビニールハウスの組み立てで一番大事な事
それは位置だしから始まります
何故なら長年使うにあたって邪魔になってしまう場所や
水平垂直に建てておかないと後々に移動することが
大変になってしまうからです。。。
せっかく一生懸命に頑張って建てたビニールハウスをバラバラにして
又、一から組み立て直し、、、なんてことにならない様にしてもらう為には
先ずは、しっかりとした場所に組み立てるということをお勧めいたします。
ビニールハウス組み立て2番目に大事な事
画面中央に見える機械は一定の高さを見ることのできるオートレベルというものです
しかしこのような機械を普通のご家庭ではお持ちではないと思います
ホームセンターで水平器『水泡』により高さが見れる器具
このような物を使ってビニールハウスの四点の高さをしっかりと同じ位置に合わせておくことが
必要とされます。
因みに野菜のおうちで使用しているオートレベルは本体と職人さんが持っている端末の二つに分かれていて
端末の方には画面に基準となる高さよりも下か上かを表す矢印が表示されています
本体と高さが合うと音と棒線のようなマークで教えてくれる優れものなんです。
これで四方の高さを合わせてビニールハウスが水平に建つように調整していきます。
ビニールハウス組み立ての際に雑草を除去する
これは弊社『野菜のおうち』の施工する様子ですが
位置きめをして水糸でラインを出し
四隅の高さ調整が終わりましたら
本体の内側の雑草を除去しておきますと
後々、組み立てが終わった後で除去するよりも効率的に雑草除去が出来ますよ🌈
ビニールハウス組み立ての第一歩目は?
ビニールハウスは1本目の〇〇〇が重要
ビニールハウスといったら「パイプ」です
何故、1本目が重要かと言いますと
この1本目で『下地』建てる位置の土の状況で2本目3本目・・・
最終的に建てるまでのパイプの『根入れ』土に潜る寸法が決まります
土が柔らかい場合はあまり深く入れずに浅めで設定した方が良いです
理由は一度入れたパイプの下に空洞が出来て幾ら引き上げても
ズリズリと落ちてしまい所定の位置で固まってくれなくなるからです
土が硬い場合は最初に少し、、、5cmくらい深く掘りこんで、、、
高さ調節の時に砂を入れこみながら高さを所定の位置に合わせると良いですよ🌈
ビニールハウス組み立ては全てを水平垂直に
段々と建地パイプが建ち横地を組み立てる作業へと移っていきますが
先ずは『アーチ型』丸いパイプが建ち終わりましたら
横地を取り付ける前にやっとくべきことがあります
骨組みの正面に立ってみてください
アーチパイプの中心が一列に揃っていないのが分りませんか???
位置はどのパイプに合わせてもいいです!!
とにかく中心が一列になるようにアーチパイプの曲がり終わりの部分を手で持って
合わせたい方角に『くいくい』と引っ張てみてください。。。
何度か合わせているうちに中心線がそろってきますよ🌈
ビニールハウス組み立て 横地パイプを締め固めよう
特殊な器具を使ってパイプ同士を締め固めるのですが
この時も、横地パイプの位置だしを忘れずにやっておきましょう
アーチパイプの中心線から右左にマーカーを使い均等に位置出しを行っておくと
後で、真っ直ぐなハウスの組み立てができますよ🌈
特殊な器具の雄と雌がセット出来たらあとはマーカー線からはみ出さない様にハンマーでたたきます
ビニールハウス組み立て 骨組み完成まで
このような手順で骨組みが完成していきますが。。。
次に難しいのがスライドドアの作成になります
ホームセンターに置かれている引き戸でも良いとは思いますが
やっぱり長く使用するのであればスライドドアをお勧めしています
引き戸は隙間も発生するために害虫などがハウス内に侵入してしまう可能性もありますからね
そして狭い場所に設置するのであれば尚更スライドドアの方が有利です
スライドドアは予めに別口で枠を組み立てると良いでしょう
スライドドアの下には厚さ5センチくらいのレールを引き込みます
この時もレールの水平を気にして組み立てておくと良いでしょう
次にスライドドアの上部ですがまるいベアリングの入ったローラーを上部のレールに仕込んでおきます
上下にレールを引き込みスライドドアをはめ込んだら設置完了です
これで完全に骨組みは完了です!!
後は骨組みの周りにフィルムを張ると見慣れたビニールハウスになりますよ🌈