野菜のおうちのオーダーメイドハウス

2023年8月30日

8月10日から12日までの三日間で熊谷市にてビニールハウスを施工させていただきました!

インスタのストーリーを見ていただいた方はご存じかもしれませんが
今回施工させていただいたビニールハウスはいつものものとは異なり

通常のビニールハウスだとハウスの幅が設置場所に収まらない為縦半分の形に、
かつ駐車場へ施工をさせていただきました。

この施工事例ブログではその施工の様子をサクッとご紹介していきたいと思います。

 

お客様に寄り添うオーダーメイドハウス

今回のお客様は最初から駐車場への施工をご希望でしたので寸法をあらかじめ測定しご用意させていただきました

まずはこのさび止め加工を施したLアングルと鉄筋を組み合わせたもので四方を囲みアンカーボルトでがっちり固定。

ビニールハウスを支えてくれる土台が完成したら鉄筋が垂直になるように色々な工具を使って合わせます

 

土台ができたらパイプを一本一本さしていきます。

このご自宅の駐車場は奥側より手前側の方が少し低くなっているので
ビニールハウスの天井の高さが合うように前側のパイプを長くしています。

パイプが全てさし終わったらビニペットと呼ばれるビニールを止めるスプリングをはめる留め具と
ビニールハウスの前後に扉のレールを取り付けます

 

別で組み立てた扉を先ほど設置したレールに取り付け、サイズの確認をした後に一度取り外しメッシュを張ります。

いつもはビニールハウスの内側に扉をつけていましたが今回の施工場所の幅が狭く縦半分のサイズにしているため
内側に取り付けてしまうと扉が開かなくなってしまうので外側に設置しました。

また、このままだとアーチ側の力が強く左側に傾いてしまうので追加でパイプを取り付け垂直になるように調整しています

 

パイプの調整を全て終わらせたら扉を外してメッシュを張っている間にビニールや巻き上げのメッシュを順番に張っていきます。

全て張り終えたら扉と巻き上げ機を設置。
最初の土台に打ち込んだビスでケガをしないようにシリコンでカバーをします

(逆光で巻き上げ機が見えにくくなってしまいました……)

今回は左側のパイプを垂直にするために少し幅広に作っており、いつもよりアーチのカーブが強くなっているので
それに合わせる為に土台にアングルを仕込み巻き上げ機を斜めに取り付けさせていただきました。

 

―完成―

そんなこんなで完成したビニールハウスがこちらになります

※車庫の屋根で天井が写らなかったので魚眼レンズで撮影したせいか少し歪んでいるように見えていますが水平器で角度は確認済みです

施工中に塊根植物がお好きなお客様と色々とお話をさせていただきましたが
駐車場に設置できてかつ持ち運び型よりも頑丈なものを
ご希望とのことだったのでご期待に応えられたかなと思います。

どうやら過去のサボテンのバイヤーのお客様の施工事例を見てくださったようで
「ここしかない!」とおっしゃっていただきとても嬉しかったです

 

これから塊根植物の栽培ライフを存分に楽しんでください👍

 

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